もう一人の家族
実はこのブログに登場した事は無いんですが、我が家にはジェイミー以外にも一人の大事な仲間が居ました。
そんな彼女が昨日の朝、永い眠りに就きました。
ラム(彼女の名前です)はチンチラでした。
チンチラと言えば猫の種類と思われる方もいらっしゃるでしょうけど、写真の通りのげっ歯類で、一説にはかの有名な「ピカチュウ」のモデルになったとかなっていないとか。
我が家に来たのは1998年。
ジェイミーはおろか、妻と出会うはるか前から、彼女は僕の日常の一部でした。
なかなか懐かず、抱っこしようとすると「フギッ!」って怒り、でも顎の下を撫でられると何とも言えない恍惚の表情を浮かべるかわいい子でした。
チンチラの平均寿命は15年程だそうです。
僕が持っている飼育書にはそれは「短所」として書かれています。
なんでだよ(笑)と思うんですが、それだけの期間、一つの命を背負う覚悟が必要だということなんでしょうね。
今年に入ってから、少しずつ元気が無くなっていたラムが、ついに動かなくなってしまったのが昨日の朝でした。前の晩は相変わらずフギッて怒っていたのに。
抱き上げると、その亡骸はやけに軽くて、魂が抜けてしまった体が入れ物にすぎない事を改めて実感させられました。
13年にわたって、彼女に大した幸せも与えてあげられず申し訳ない気持ちと、彼女と触れ合って楽しかった思い出が僕の中で今もなお喧嘩中です。本来ならアンデスの山の中で自由に駆け巡っていたはずの動物が、僕と一緒に、日本の狭い部屋で暮らして、幸せだったんでしょうか?
出る事の無い答えを求めて、今日も僕はジェイミーを抱きしめています。一つでも多くの幸せを、ラムの分まで、彼に与えるために。
明日、ラムを送ります。
長い間、ありがとう。
にゃん
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